愛希れいかというOGは娘役の新形態だったといまさら思う

キュートでポップなちゃぴのイメージ ジェンヌ語り

2021年2月と3月のスカステ番組は、編成が少し薄いかな。。リピートが多いのは、今に始まったことではありませんが。「愛聖女 サントダムール Sainte d’Amour」 の放送がありました。バレンタインにからめたラブ企画の一環。

この作品は、ちゃぴこと愛希れいか嬢の卒業公演です。娘役主演作は、初風諄さん(47期)を起点に、ぽつぽつと存在するようです。(初風さんは、月組スタートだけれど異動先の星組で「ベルサイユのばら」が初演されたときマリー・アントワネットを演じられた、人気娘役の先駆け。)

ただ、娘役の主演は、近年無いに等しかったため、2001年、雪組トップ娘役月影瞳さんの「Over The Moon」以来17年ぶり快挙!に。

月影さんの 「Over The Moon」 @バウは、どちかというとコンサートに近いのかな?と思っていたら、ちゃんと出演作からのナンバーを織り込んだストーリーのミュージカルでした。50年代ハリウッド風の設定で、落ちぶれた女優が再起を賭けるにあたり開くリサイタルと、それを取材する記者などの人間模様を絡めた作品なんだとか。

ちゃぴ主演のサントダムールも、ジャンヌ・ダルクが現代にタイムスリップする、という展開の奇抜さに似合わず、押さえるべきところは押さえてある良作。というのも、ご本人が楽しく共演したかった若手にたくさん活躍の場が与えられているから。(かのんちゃんこと彩音星凪氏なんか、この作品で花開いた!)

紫門ゆりや&白雪さちかという月組91期のツワモノコンビと95期の楓ゆき嬢からのサポートも受けつつ、ちゃぴが若手の良いところを引き出した作品。斎藤吉正先生作品は、パーツがうまくはまったときは乙女心に訴える出来栄えになることがある、と感じます。

サントダムールは、ちゃぴならでは、というか、良い意味で、17年経って娘役の立ち位置もこんなふうになりました感漂うハッピー作品。

ちゃぴの伝説

ちゃぴちゃんは、可憐な娘役ではなかったもしれないのですが、ダンスの名手だったからか、からっとしたキュートさにあふれた娘役さんでした。

強烈に覚えているのは、TCAプレス上の画像で、「グランドホテル」のグルーシンスカヤの立ち姿の写真が使ってあったこと。座っている姿だったら、それほど反応したなかったと思うのですが、グルーシンスカヤが歩くと事件が起こる!みたいな情景が目に浮かぶようでした。

作品自体よりも、この人が見たい!となったのです。かっこいい女性を演じているに違いない、と。

当時のわたしのタカラヅカ知識はほぼゼロ状態なので、娘役のなんたるか、は全くわかっていません。少しだけ、こんなキャラ立ってそうな役もあるのね、と思ったかも。岡田敬二ロマンチックレビューで花束を抱えて微笑んでいるような娘役さんのイメージは、うっすらと頭の中にあったのでしょう。

愛希嬢の立ち姿に惹かれすぎて、このアールヌーヴォー風な扮装の女性が登場する「グランドホテル」を見るために、円盤を買い進めることとなります。

履歴を調べてたら、「 グランドホテル」は、最初に買った月組作品の円盤でした。ちゃぴシンスカヤの写真が月組愛のきっかけ!これは、ちゃぴに足を向けて寝れません。

今思えば、この作品において、グルーシンスカヤがすごく踊れて、すごいオーラを出しまくらないと成立しませんよね。歌に関しては、歌う場面は比較的少ないので、それほど問われないかな。。(ちなみに、わたしは、ちゃぴの声も大好きだった)

トップ在任期間が、6年7ヵ月ということで出演作も多いし、どれも見ごたえ十分。新参者は、たまちゃぴ時代から、古い出演作をさかのぼり「アリスの恋人」における娘役転向ほやほや時代や、「ロミオとジュリエット」で見られるトップ娘役就任ほどないフレッシュな愛希さんを見て、その偉大なる足跡に想いをはせるわけです。

ずいぶん成長しはったんやなー、と。娘役転向直後は、娘役というより、宝塚に迷いこんじゃった男の子みたい。

ご卒業時に、最初にもらった役である「スカーレット・ピンパーネル」のルイ・シャルルに言及して、ひとかけらの勇気を胸に頑張ったみたいな、ご挨拶なさってましたが、少年役から始まり、エリザベート役で終わる、という典型的な娘役の軌跡を歩いたのですね。

瀬奈じゅんさまトップ時代とか、霧矢大夢さまトップ時代の前半、愛希れいかがまだ男役だった時代、燕尾で踊っている姿がいじらしい、というか、なんというか。。。。

かわいらしい男役さんってのは、けっこういらっしゃいますし、そのなかには、男役として活躍される方もいらっしゃるので、娘役がはまり役だからといって男役がいけなかった、ということはないと思います。踊りが大胆なので、意外とスウィートな男役さんにもなれたかも?です。

それでも、娘役に転向してくれて本当に良かった、という感じですね。群像劇みたいな作品のなかには、わちゃわちゃが過ぎるものがありますが、愛聖女サントダムールは、作品自体、楽曲、設定、ミニフィナーレ、共演者の方々、そしてちゃぴの飄々とした演技が秀悦で大好き。

どの作品のちゃぴも好き、ではある。💖💖💖💖💖💖

~愛希れいか(まなきれいか)1991年8月21日生まれの福井県坂井市出身~

福井県出身の方に出くわすと、ついつい、郷土のヒロイン愛希れいかのことご存知かな、と思ったりします。唐突に知ってますか?というのもアレなんで、言いませんが。。。本心は、言いたくて仕方ないです。(東尋坊は、石川県じゃなくて福井県坂井市にあるんですねー)

グランドホテル考↓↓

グルーシンスカヤに惚れる!

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