BS放送のハイビジョン有料チャンネルWOWOWと契約すると、「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」の3チャンネルが視聴できます。今月末に放送される「宝塚への招待 All for One ―珠城りょう 副音声解説付―」は、この作品の主演コンビ珠城りょう＆愛希れいかによる副音声解説付きであることから、完全に釣られてしまいました。(しかし、契約したものの見ない映画などが多いこと！)
でも「All for One」がとにかく好き。この作品に出演した人々が好き。
エンタメ情報サイト「SPICE」などで収録レポートが掲載されていました。この作品については、もう語り尽くされていたと思っていたら、主演のおふたりの後日談的切り口があったか！
いつものように、何気なく読んでいたのに、AFOとたまちゃぴ熱がぶり返しそうでした。おふたりともお互いの役に対する発言がツボを押さえすぎている！
ちゃぴのルイ14世を「ものすごく上手であることはもちろんですが」という芝居に触れておいてからの、「女の子を演じた時には、彼女が本来持っている愛らしい部分がストレートに出ていたと思うんです」という珠さまからの意見。
ちゃぴのこと愛らしいと表す珠さまの男っぷりが。。。愛らしい部分を本来としていてくれたのね、とわたしがちゃぴなら嬉しい。（誰？）
対して、ちゃぴも珠さまのダルタニアンについて語ります。「ダルタニアンは、まったく汚れていないというか。本当にまっすぐで素直で、さわやかという言葉がピッタリ。もちろんステキだな、男らしいなという部分はありつつですが、それでいてかわいいなという部分もありますし、天然なピュアピュアボーイみたいな感じを演じられるというのは、やはり珠さまならではじゃないかなと思うんです…」
「…だからこちらとしても役にすんなりと入れるし、これならもうはじけるしかないと思わせてくれる。そして何より珠さまはどの役をやられても、芯の部分に温さが必ずあるから。だからこそダルタニアンという役は愛されるんだと思うんです」
これ本当にちゃぴが語ってるの？なんか「珠さま」呼びといい、「かわいいなという部分も」語りといい、リアルで刺激が強すぎます。
スカステの民には、有料チャンネルの重みがこたえるところ、これらの3チャンネルを契約して解約できるまで2ヵ月か月耐えるわけです。「宝塚への招待」と題して放される作品群と「宝塚プルミエール」と題して放送される企画ものがあるばっかりに。普段なら我慢のしどころですが、珠城りょう＆愛希れいか副音声解説をぶら下げられてはねー。
主演ふたりそろって出演作を解説するというのは、こちらとしては色めき立ってしまう。
2017年にちぎみゆこと早霧せいな＆咲妃みゆのおふたりが「La Esmeralda」を解説したおりには、退団後初の共演だったことこともあり、再会スペシャルみたいなあつかいで公開収録されたようです。公開収録の様子も含めたスペシャル版として放送されました。
「All for One 副音声解説付」は、そこまで大々的に行われないものの、こうして情報が小出しにされるたびに期待が高まります。珠城りょう＆愛希れいかのおふたりが一緒に登場すること自体が特別。格別。
もともと編集Ｊは、たまるりちゃぴのトリデンテに勝手に青春を感じていたクチなので、過ぎた青春を懐かしく思い出します。同窓会だ！
こんなにも、ひとつのコンテンツで引きを持っているWOWOWなのですが、とにかくその引きのコンテンツ以外には魅力を感じられないのが残念です。もっと乙女よりなコンテンツを提供してはいただけないものか。
ちなみに、宝塚こぼれ話というWOWOWサイトのブログを読んでいましたら、ありました珠さまの痕跡。
2020年10月31日放送分の紅ゆずる氏によるナレーション収録時のこぼれ話。
宝塚プルミエール枠で「ピガール狂騒曲」が、宝塚への招待枠で 「クルンテープ」が放送されたのですが、そのナレーションをしたのが、元星組トップスター紅ゆずる氏だったのです。
ピガールの前のショー「WELCOME TO TAKARAZUKA」の前には初舞台生の口上があったため、組長の光月るう氏が和風の口上（？）みたいなものをされました。
その様子がモニターに映っていたのを目にとめて誰？と言う紅氏に対し、WOWOWのスタッフさんが、「光月るうさんです」と答えた、という様子が書かれています。
「るみこ？！ え～～～！」（紅ゆずる氏と光月るう氏は88期の同期生）
サイトには、”光月るうさんの口上を動画に撮りつつビデオメッセージを送る紅ゆずるさん” としてスナップ写真が掲載されています。
そして、エンディングトークのコーナーに入りきらなかったとして紹介されていたのが、これ↓。
「紅さんの退団発表後、とても紅さんの退団が悲しかった様子の珠城さん。星組さんの稽古場を廊下から覗いては号泣していたそうです」
号泣という部分が、紅氏の誇張なのか、本当に珠さまが滂沱状態だったのか？少し疑問は残ります。
このエピソード、紅氏らしいオチがついていました。紅さんは、そんな珠城氏を見て、
「月組のお稽古に行かなくて大丈夫なのか？」と思ったそう。
オチに笑いつつも、珠城さん、他の組のお稽古を覗く余裕があったなんてよかった、と謎の反応をしてしまった。。。😂😂😂
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