美園さくらというトップ娘役の勝手に “メモリーズオブ”

美園さくらさんのイメージ ジェンヌ語り

「サヨナラ特別番組 -FROM SAKURA TO YOU- 美園さくら」がとても良かったのでまとめます!

さまざまな方のさまざまなインタビューで言葉の選択や受け答えに感心することが多々あります。特にトップスターともなれば、おはなしする機会が増えるし、みなさんそつがない。歌、芝居、ダンスとインタビューが生業なんじゃないかと思うくらい。

比較して、トップ娘役はそこまで心情を話す機会はなく、さくら嬢の歩みと現在に至る心境の変化に関する本人語りは新鮮でした。

ちゃんと言葉を選んでいるのに本音で、美談にしすぎない感じが美園さくら全開満開でした。

苦労、緊張

さくら嬢の軌跡は、緊張という言葉で埋め尽くされていました。2つの矛盾する思いがよぎります。ひとつは、トップお披露目公演時など、最終的には仕上げてきてたなー、ということ。もうひとつは、ウィーン旅など見返すと、珠さまを見上げる目が挙動不審ぎみで、これがその緊張というやつねー、という思い。

ま、いまとなっては、終わり良ければ、すべて良し!状態です。

正直美園さくらというトップ娘役に関心がなかったというか、妥当な線かなと思っていましたが、トップ娘役を務めるにはこれくらいの個性がないとダメなのね、と今になって思います。成長の過程で周囲が導き方が半端ないのですが、芯に輝けるものをお持ちだったからこそ、だと感じました。

インタビューは、いつものように宝塚大劇場での千秋楽の朝の感想から始まりました。以下に抜粋です。さくらちゃんらしい表現を拾ってみました。

【ショー「Dream Chaser」に登場する娘役だけの群舞について】

娘役としてのプライドって、私にも少しながら、やはりあるんですよね。だから、わたくしのようなものでもあるということは、みなさんたくさんおありなわけですよ。そういった月組を牽引してきた素敵なプライドをお持ちの方々と一緒に、娘役です!ってこうやってできるってすごい幸せだなって思って!

【「FALSTAFF ~ロミオとジュリエットの物語に飛び込んだフォルスタッフ~」での主役ジュリエットに関して演出家谷正純氏の指導が厳しく、気おくれして劇団レッスンに参加していなかったことなどを指摘されたことについて】

…振付の尚先生にもすごく厳しく、努力するっていうことも才能のうちなんだぞ、と。それを怠ってはいけないんだ、っていうふうにすごく厳しく言っていただいて、そのとき、あー、ちょっと、、、私はもうやっていけないかもしれないと思ってしまったんですよ。本当にあまくて、精神的に未熟だったぶん、とらえ方もあまくて、ジュリエットという役をいただいて、そのことに対して一生懸命する気持ちはすごくあるんですけれども、それでも常に向上心を持って自分を高めようというふうにはいかなくて、なかなか…なので、あの公演に関しては毎日苦しいなって思いながら舞台に立ってた、っていうのが正直なところで…勉強になったって一言では片付けられないくらい、印象的な作品で、本当にありがたい経験をさせてもらったって思います。

【珠城りょうの相手役として初めて舞台に立った「雨に唄えばについて」】

とても、とてもとてもとても緊張していたというのが正直なところで。もう常に手震えていて、手震えてるよ、って珠城さんに言われてしまうくらい手震えてましたね…。

【「エリザベート」新人公演主演について】

エリザベートとして子役時代からスタートしますけど、絵画から出てくるときに本当に緊張してしまって、パパみたいになりたい、っていう歌を歌うんですけど、もう全然パパみたいになれないんですよ!

着替えの連続で、息つく間もなく次の出番なんですよ。なので、時間経過とかもあまり、こう、袖で考えるヒマもなく、はい、ぱっと出たら、はいエリザベートです!!っていうような感じで、そうやって自分のおしりを自分で叩きながらお衣装を着て、ただ出るっていう、、ただそれをしてるあいだに必死に食らいついてその時を生きてる自分とエリザベートの成長とが、私の中では見事にマッチしたかのような感覚になったんですよね。

【I AM FROM AUSTRIAオリジナルキャストであるエマ役イレーナ・フルリーにウィーンで会ったことについて】

舞台にあがる前に会ってただけたんですよ。余裕がすごくかっこいいなって思って。で、またそのスタンスも、とっても、そのまま舞台に出ちゃう、みたいな。そのままの私で出まーす、みたいな感じが、ある種カルチャーショックというか、私の中では。ありのままでいることの大切さとか、自分を押し殺してこうしなきゃいけないっていうふうに個性をとめてしまうことの怖さだったりとか、、、目が開いたというか、彼女に会うことで感じた部分が大きかったんですよね。

IAFAという演目、あまり好きじゃなかったんですけど、さくら嬢がそこまでの思いを込めたのなら、と見方が変わりました。最近、だいぶおそーーい気付きとして、デュエットダンスの曲が主人公エマの心情を歌った「♪私の居場所」だという気付きがありまして。。。

オリジナルを聞いてみました。とても静かな歌い方ですね。さくらバージョンのほうは情熱的で、より葛藤が全面に出ていた感じだったんですね。😊😊😊😊😊

うーん、やっぱサラが似合うという想い↓↓

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