今年のお正月は、新春〇〇!のようなお祝いムードはありません。拝賀式もあったみたいだけど。。毎年、紋付に緑の袴姿のジェンヌさんを見て、いつもファーストールの大きさや色をチェックしていました。ふわふわなファーストールが、まねっこして欲しくなるのです。
そんな新春!感が薄いなか、年初からニタニタしてしまったことがあります。
自分でも抑えられないというか、何がそんなに嬉しいの?って感じだったのですが、知らず知らずのうちに笑顔になっちゃうのです。
タカラヅカニュースお正月スペシャル!2021のPart2月組セグメント「娘役のときめきMoment」を、またまたチラ見していたときです。出演は、月城かなとさま、両脇に、暁千星さまと夢奈留音さま。
月城かなとさまが、カレーニン役で、美穂 圭子さま演じるベッツィ・トヴェルスコイ公爵夫人のサロンに妻アンナ・カレーニナを迎えに行くシーンについて、
あの、ほんわかした雰囲気で語り始めました。
「…もうなんての?二人が惹かれあってるわけ。アンナとヴィロンスキー伯爵が。そこに来るの、突然登場するの、遅くない???みたいな感じで登場するの。そしたら、アンナ役の海ちゃんが、さっ!!って、こう手をつかんで…でも、わなわなしてるの。ばれてしまうんじゃないか、って。それが、なんかちょっと…あ、この人、ばれないように、って焦ってるのが…男役としては、あっ、かー・わ・いっ、って…」
「ドキドキしちゃうじゃん」と締めくくっておられましたが、
相手役に持った感情の描写がフレッシュですねー。ドキドキが伝わってきました。
この作品、ヴィロンスキー伯爵(美弥るりか)も素敵だけれど、カレーニンはそれに輪をかけて素敵だし、少々堅物(設定)だからって夫のどこが不満なの?という、モヤモヤが残った作品だったのですが、演じている顔の裏で、素のれいこさまが、そんなこと思ってたんだ、と思うと、、ニヤニヤもの。
この作品の突撃レポートでも、れいこさんの感覚はみずみずしかったです。
アンナ(海乃美月)を追ってペテルブルクまでやってきたヴィロンスキー伯爵 が、駅に迎えに来たれいこさんのカレーニンに出くわす第6場、アンナの帰郷シーン。
モスクワからの列車到着からの一連の出来事が現代の感覚ではすごくヤバい状態なのに、セリフのやり取り(ヴィロンスキー伯爵の「お宅をお訪ねしてもよろしいでしょうか」を受けて月曜の午後ならいつでも、という驚愕のやり取り)は、淡々と進行します。そのため、れいこさんが言うような「遅くなーい?」みたいな突っ込みどころが満載なのです。
伯爵:え、ダンナ迎えに来てるやん、ダンナと鉢合わせかい!
カレーニン:ウソ、うち来るって?自分からうち来たいって言ってるで!
↑みたいな心の声が大きく聞こえそうな。。。れいこさんが、そういう現代感覚そのままに「うち来るの?」と、語っていました。
演じているときはそんな様子をこれっぽちも見せない、、さすがです。トキメキます!
れこうみコンビ誕生記念💖↓↓



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