和希そらダンスが目に飛び込んできた

和希そら96期 ジェンヌ語り

和希そらさまは、頭角を表していらっしゃいますが、それをすごいなーと眺めていたとある日のこと。ありがたいことに、宙組公演@東京宝塚劇場をよく当てるヅカ友のお誘いで、2019年「オーシャンズ11」に行けることになりました。

席の関係で、演者がそこそこ小さく見えます。前方だとジェンヌさんのお顔などを観察できるのですが、舞台全体が見渡せる位置だと、集中が途切れたときに傍観モードに入ることがあります。オーシャンズ11におけるヒロイン、テスやホテルにエコを絡めるというのも、ちょっと時代に合わなくなってきているなー、などと傍観気味で観劇していました。

そして、フィナーレ。男役の群舞。

和希そら氏の踊りに釘付けになったのですなんの気なしに見ているので、舞台上で大勢踊っているジェンヌさんのなかで、勝手に目に飛び込んでくる!状態。意図せず他のジェンヌさんが一切目に入りません。

帰宅してから、作品の内容が吹っ飛んでしまい、映像で確認、確認となりました。この時点で和希そら氏は5番手あたり?が付きだした段階だと思うので、見切れてたりすることも多く、なかなか検証できませんでした。

2021年「アクアヴィーテ!!」で和希そら氏の本格的なブレイク到来。初めて一人で階段降りをされた作品です。

中詰めでの女装銀橋渡りの場面を経て、「♪ウイスキーボンボン」では、下級生を従えてダンスで魅せる場面を与えられていました。少人数ならば、つぶさに観察できるに違いない!と映像を何回も見ましたが、それでも依然、和希そらダンスのどこがどうだから、とは言えなかった。

観劇した日の様子を目に浮かべて、映像と比較してみると、同じ人とは思えないほど、生のときの感動とは違う。これが、実際の見え方と映像との違いかー、と納得しましたよ。映像と音声を配信する技術が向上して、映画館で見るのであれば、けっこうそのまま伝わってくる気もしていましたが、そうでないんですねー。

あの日、目で追っていた残像には、言語化できない『何か』があった。キレ、柔らかさ、動きの大きさ、そのどれでもない、なにか(!)があって、言葉で表現しようとすると、ダンスがなんかすごかった、になっちゃうという。。。

その後のご活躍は、言及するまでもありませんが、そのおかげで、和希そら氏の映像に触れる機会がどんどん増えています。最初は、抜け感みたいなものを表現する力に長けていらっしゃるのかなー、とぼんやり思っていました。力強さも同時に表現しつつ。

観劇日から3年経ってようやく1点拾えたのは、首の使い方が上手いこと、です。頭からつま先までの縦の線がしっかりつながっていて、各可動部分を大きく使えるので、それに対してバランスを取る部分が早く大きく呼応して動くため、首の傾きが大きいこととして見えてくる、のでは?

一緒に踊っていらっしゃるジェンヌさんがいる場面で、他の方を見るとちゃんと縦軸をまっすぐ保って踊っていらっしゃるのがわかるはず。比較して、和希氏はちょっと線からははみ出たように見えるときがあって、これかな?と思いました。まだ抽象的だけど、最初の頃よりは掴めてきておる。。😅😅😅

12月10日付で、雪組へ組替え予定の和希氏。雪での麗しい並び(彩風咲奈×和希そら、朝美絢×和希そら、96期生同期の朝月希和×和希そら、などなど)が見られるとなると、2022年が楽しみですね!

忘備録:2021年4月22日に開演したバウホールでの初主演作品「夢千鳥」が4日間だけで中止になってしまいましたが、無観客ディレイ配信によりファンのもとへ届けられました。山吹ひばり嬢(105期)が大活躍の公演でした!

柚香光ダンス↓↓

踊りの上手い人は踊らせるのも上手い!

コメント

タイトルとURLをコピーしました