情報自主規制まっさらVS事前学習ばっちり観劇のどちら派?

カシミアコート ヅカ道

宝塚大劇場でかかる作品が初日を迎えるまでに、ポスター画像公開や、製作発表の記者会見映像など、さまざまな情報公開があります。初日が開けたら開けたで、千秋楽を迎えるまで、スカイステージでのタカラヅカニュース、NOW ON STAGE他、各種稽古場便り的な番組など、その演目に関する情報が溢れます。

出演者は対談などで作品について語る。ファンは観劇後に感想を語る。作品とそれに対する感想をブロックするのは簡単ではありません。観劇予定が公演期間の終わりに近ければ近いほど強固なブロックが必要になります。事前学習を万全にして望む、もしくは自主規制を行ってまっさらな状態で席に座る、どちらがお好きですか?

作品の印象を決める要素

東京での大千秋楽前に宝塚大劇場で収録された映像が発売されるというスケジュールが両刃の剣。未観劇で購入を決めたファンがいた場合、手元に届き、それを見ずに観劇に行くかどうかという悩みを抱えることになります。

個人の好みの問題ではありますが、情報をブロックしたくなる理由のひとつに、作品の印象を早くから形成する要素が多いこと、があります。ポスター画像が具体的だったりすると特に。

「カンパニー/BADDY」関連の画像に、愛希れいか演じる高崎美波が珠城りょう演じる青柳誠二にコンビニ袋を渡している画像があります。舞台では高崎美波がバイト先の制服姿で銀橋を渡る短い曲があるだけ。

逆に青柳さんと美波の日常が示唆されていて番外編みたいなポスター。ぱっと見、二人がコンビにで出会って恋に落ちるようにも見える…。まっさら観劇派ならば、その状態はなるべく邪念のない状態にしておきたいもの。

BADDYの場合は、ほとんど情報を入れずに観劇しに行ってインパクト大でした。(自主規制は席が前方であると、より効果的です。後方だと物語を追いきれなくなった場合に疎外感が出ちゃう可能性あり)

美弥るりかとカシミアコート

エリザベート上演、トップ娘役愛希れいかの卒業という一大イベントを終えたあと、2018年に珠城りょう&美弥るりかさまを待っていたのは、雨に唄えば(初演2003年)再演だった。原作の映画は見たことあります、くらいの知識レベルでした。

衣装が豪華じゃないのは、やっぱつまらない。美弥さまご本人からも、エリザベートとの落差に驚いたみたいな発言も出ていました。

たまるりの関係性が良き友というのもあまりトキメキがない。ちゃぴ卒業あとの美園さくら嬢はなんだかんだ言っても無事にヒロインを努めあげるだろうからそこに驚きはないはず。

どうしたものか。。。でも、たまるりがコンビとして一緒に舞台をつくり上げるのは、あと何作もあるわけじゃないだろう、とライブビューイングに行くことにしました。

雨が降って水が滴っているみたいな画面の演出が素敵。そして、楽し気に開幕。

冒頭は、チャイニーズシアターに到着するスターたちがインタビューを受けるシーン。無声映画のスターカップル、ドン(珠城りょう)&リナ(輝月ゆうま)登場の前に、ドンの親友のコズモ(美弥るりか)が到着するので、集まった人たちのあいだで、この人誰??になるという、くすっとできるシーンです。

でも、コート姿の美弥るりか氏が登場してハットをぬぎ、その瞳にライトを入れたときのぎゅるぎゅるキラキラに思わず心の叫び「可愛えーー!!!!」、からの、席に固まるわたし。

ご本人もキラキラなら、コートもふわっふわっ。こんなキラキラなおはなしだったっけか!?

ドンがレポーターをまくために、コスモに自分のコートを着るよう頼むシーンがあります。このカシミアのコートを着てくれないか?と。スターオーラに相応しいカシミアコート的な含みを持たせたセリフです。でも、コズモのコートもカシミアに見えるよ!!

終始席に固まりながら、ポスターがなんとなく地味だからって、ライブビューイング見ないという選択をしなくて良かった、と思いました。

そこから時を経て、珠さま退団公演の「桜嵐記/Dream Chaser」の季節。Twitter 上は絶賛に溢れていたため、これも自主情報規制には鉄の意思が必要でした。

頑張って、楠木正行に関連する史跡をめぐる番組「プレ・ステージ!! ~歴史のトビラをたたく~ #8」や、歴史のお勉強を全部ブロック。つまり登場する人物にまつわる史実と演者の意図を全部排除した状態。

宝塚大劇場での千秋楽をライブビューイングで観たあとに、海乃美月嬢演じる健気な百合(楠木家次男、正時の妻)は創作であることを知りました。

事前に知っていたからといって、感動が減ることはなかったと思いますが、「姉上は自害して果てたわ」というセリフが、こんなにも短いのに、びりっと電撃が走ったかのように感じられたのは、情報規制のおかげだったと思っています。

さあ、作品を見たことだし、史実も入れていくか、という感じではなかったのですが、百合は創作ということ知ってから、百合は創作かー、演出家の上田久美子先生ロマンチックなことするなー、と噛みしめ、一粒で2度おいしい状態を味わえました。😉😉😉😉😉

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