いつものようにインスタで、OGさんのお写真をぼーーーと拝見。貴城けい・大空ゆうひ・瀬奈じゅんディナーショーのお稽古場で撮られたお写真でした(78期生の元トップスターのお三方、入団30周年記念のディナーショーを4月1・2・3日宝塚ホテルで開催)。
元相方の娘役さんたちは ”声の出演” をされるため、音声の公開収録があり、出演者の3人だけでなく相方の彩乃かなみさんと野々すみ花さんを加えた計5人(紫城るい嬢は都合がつかず欠席)がおさまった写真で、瀬奈じゅん氏が投稿されたものでした。
娘役さんおふたりはイスに座った状態で、その後ろに、それぞれ元相方の瀬奈じゅん氏と大空ゆうひ氏が立っていらっしゃる。貴城けい氏は相方が欠席のため、ちょっと後方に。
ごく普通の、座っている人と立っている人がいる写真。こんなご時世でもあり、ちょっとだけ間隔が空いている。本来ならもっとぎゅっ!と集まりたいところ。あと、被写体は笑顔なのに、わざと真顔で撮る写真に近い雰囲気を感じました。ちょっとシュールというか。。
そして、数日が経ちました…
アツクルシイ
野々すみ花さんのインスタ投稿に、なにやら深刻な文字が目に飛び込んできました。「アツクルシイ内容となっております。アツクルシさにご興味がある方はどうぞお読みください。春の涼しい風を感じたい方は、どうかスルーしてくださいませ」
こんなお断りがあるということは、よほど暑苦しく語って語っていらっしゃるのかも、と思ってドキドキ。そして、語る対象はそう、大空ゆうひ(宝塚時代は祐飛)さまのことよね、と察する編集J。
実際、内容はそうだったのですが、暑苦しさというより、乙女心と酸っぱい失敗の折り重なる、驚愕のドラマがひろがっていたのです。
この公開収録に万全の準備をして参加したい、その気持ちはわかる。どんな服着て行こうかなー、と悩む気持ちもわかる。でも彼女の本気はそんなものじゃなかった。
「HPに載っていたディナーショーのちらしをじっくり拝見しどんな格好でお邪魔すれば良いのかしら?何週間も悩み、意を決して、春らしい洒落感のあるベージュのジャケットを新調」とありました。
何週間も?ジャケットを新調?頻繁に会う機会もないであろう元トップスターさんに会う、に加えてお稽古場にただ行くのでなく、収録しに行くのでカジュアル度が難しい。
選んだジャケットならば、フォーマルになりすぎず、カジュアルでもなくちょうどよかった。そこで終われば良かったのですが、会場で汗が垂れてきて、このジャケットを脱いでしまったそうなんです。その結果……
まさかの体操服みたいな格好で、髪の毛は自分から出てきた湯気で陽炎のように浮き立つ。前日の晩から、髪の毛が浮いて来ないようにとずっとニット帽を被って抑えていたあの苦労はどこに?
シンプルな白トップスと黒パンツの装いにジャケットを効かすという練られたファッションが、重要アイテムであるジャケット無し状態になり、体操服状態になったわけか。。。せっかく新調したジャケットなのに!
最初に集合写真を拝見したとき、全て何ら違和感のない状態でした。表情もごく普通、ジャケットだって、さりげないので、まさか何週間も悩んで買ったとは。。。。!!
娘役さんがイスに座っているのだって、ちょっとかしこまった感じはするものの別になんの疑問も感じません。
彩乃かなみさんが、いつものようにご自身のインスタにタグ付けすることで強調(?)してくださっているところによると、、、「娘役が前に座らせて頂く、なんとも慣れない光景」だそうです。野々さんも「自分が前に座るなんてこんなシチュエーション今までになくて、このとき完全に頭真っ白です」と書かれています。大空氏がイスの背もたれに体重かけている写真なので、逆にリラックスして自然な写真だなー、と思って見ていました!頭真っ白だったから、ちょっとだけ微笑の下にあせりが見えるのかー、それで、満面の笑顔でなく真顔で撮るやつに近いと思ったのかー。
この稽古場訪問投稿は第3弾まであるのですが、「自意識過剰で醜態をさらして来ただけになってしまった先輩方のお稽古場訪問」と結ばれておりました。
あー、元トップ娘役さんから「醜態」という言葉を聞くとは。。おもしろおかしく書いていただいて、、読むほうは楽しいけれども。とにかく、彼女の一生懸命さが伝わりました。
タワシの感触
このエピソードには、もう一つ感動的な伏線がありまして。。それは、野々さんの髪型に関して、です。
野々さんは、この公開収録の前に「アプレジェンヌ 〜日テレ大劇場へようこそ〜」という番組に出演されていて、そこで大空氏からの手紙が読まれるというサプライズがありました。
「アプレジェンヌ」とは日テレNEWS24のシリーズ企画で、日本テレビアナウンサー、安藤翔アナ(妻が元タカラジェンヌ)と中島芽生アナ(宝塚音楽学校を4回受験)が、タカラジェンヌやOGさんにインタビューする番組。
この番組内で読まれた大空氏の手紙というのが、それはそれは感動的な内容で。
手紙の最後には、やはりくすっとさせる結びが入っていて「最後に…『誰がために鐘はなる』でバッサリ髪を切ったすみかのあたまを撫でたときのタワシのような感触が好きでした」とありました。
現在の野々さんは偶然にも短髪なので、ディナーショー稽古場訪問の前にあの時と同じ気分になるために切りました、というのはウソで、みたいな文章で短髪エピソードにも触れています。
これ自体も、ふーん、2010・11年「誰がために鐘はなる」で髪をお切りになったのねー、で済んでいたのですが、念のため(?)日テレNEWS上のアプレジェンヌ第3回目前編を読んでみたら、断髪の顛末が書かれていて、そこで再びぐぐっと引き込まれるエピソードが書かれていました!
演出家が切らずにかつらで良い、というところ迷った末に地毛で演じるために切られた、とのこと。ただ切る直前には、迷う野々さんに大空氏が「好きにすれば」と突き放した、というのです。多分、13期上のトップスターさんが切ったほうがいいと強く言うと、野々さんの自主性を削ぐことになるとお思いになったのでは?
「切りに行く前日に、ケンカ別れのようになったんです。その後、私が『切ります』とお伝えしたら、美容院まで駆けつけてくださって切る瞬間を見届けてくださいました。切った後の姿を見て『いいんじゃない』と。うれしかったですね」
すごい体験ですねー。(髪が切りたくなるエピソードやな)
この大空氏の野々さんへのお手紙自体とお手紙に関連して、刮目ポイントが3つあります。全編感動巨編なので、あえて抽出するなら、ですが。
久しぶりに手紙を書きます。退団の時以来かな。
信頼しすぎて大事に思いすぎて、思いを全部ぶつけてしまったけど、毎公演を舞台人としてヒリヒリと新鮮に過ごしたかった…
そのお手紙、私死ぬとき一緒に持っていっていいですか?
どれがどなたの発言かおわかりですよね。さらっと、退団の時以来かな、とか書かれてますけど、そこだけで、退団時に手紙を送られた光景が想像できて、それがばーーっと脳内に広がって、なんだか、ひとりでぐふっ、となりました。
以上、ゆひすみコンビ愛、最新レポートでした。
💛💛💛


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