清く正しくもいいけど、朗らかに楽しく暮らしましょう

朗らかに、清く正しく美しく ヅカ道

「宝塚おとめ」に毎年掲載されるそうなのですが、大正12年2月号の「歌劇」からの転載として、小林一三先生がファンに向けてお書きになった言葉があります。「おとめ」に文字が載っていてもジェンヌさんのお顔ばっかり見てしまうのでね、、見逃していたのですが、ファンは「お友達」だったんですね。社友とか「大きいお友達」的ニュアンス?😆😆😆

ファンからの手紙ですが「山のように来るお手紙」って書いてあります!さらっと「山のように来る手紙」て!

「とにかく百何十人の若い花のような娘の、年頃でしかも舞台に立つ紅白粉の香りに、世間から注意を引きやすい、また誘惑されやすい境遇にあって、いささかも非難されない状態にあるということは、女性のお友達が親切に可愛がっていろいろ御注意をしてくださるということも一つの理由であると思います。」

そして要約として載っているのですが、質実剛健清廉潔白の極み、みたいな言葉。

「…身体を大切にするように、虚栄にどうかせぬように、贅沢なものに近づかせぬように、人柄の高尚になるように、世間の浮いた女優の風采の真似などせぬように、そうして清く、美しく、楽しく暮らすように。私は、お友達の皆さんのお力によって、日本にただ一つのこの不思議な學校の、奇跡のような発達と光栄を永久に維持したいと思います。どうか私の精神に御同情と御諒解を得て、生徒を誤らないように可愛がってくださることを特にお願い申し上げます。」

良かれと思ってあげた物やしてあげた事が、最終的には本人のためにならないことがあるので安易な応援の仕方はしないでください、というお願いのようです。

今の世の中は小林一三先生の怖れた虚栄と贅沢に溢れている~♪のですが、もうすぐ創立110年になろうかという劇団が存在しているということは、その発達と光栄は担保されて、これからの100年も維持できることを示唆しています。

宝塚歌劇団という「不思議な学校」が語られるとき、先ず耳にするのは、清く正しく、です。上記の小林一三先生のお言葉も、確かに清いと正しいが入ってます。でもね、

東宝株式会社の社是は「清く正しく美しく朗らかに」ではなく、「朗らかに、清く正しく美しく」なんですよ~。

(1932年設立の株式会社東京宝塚劇場は、小林一三氏が取締役社長を務めた会社のひとつですが、1943年に社名が東宝株式会社になりました。)

この「歌劇」に寄せた「清く正しく」にも「楽しく」が付いていますよ~!

普段から、ちゃんと美しく生きていこう、という目的意識を持つことはできますが、朗らかに、とか楽しく、というのはけっこう難しいですよ。つかみどころがない言葉だし。

最近インスタに文字入れ画像の投稿が多いですが(去年あたりからの傾向らしい)、そこに面倒くさいという言葉を使うな、みたいなことが書いてあって、ごもっともだよな、と猛省したのです。だから面倒くさいなんて言わないようにしよう、と思っているのですが、朗らかに、も忘れないようにしないとな。

宝塚歌劇団の基礎は100年余りの時間に培われた伝統ですが、よく考えたら、創立当初の精神は大正時代のおおらかさみたいなものを反映しているはずなのです。

清く正しく、、、とここまできて昭和の人間は眉間にぐっと力が入りがち。

朗らかに、朗らかに、と、なんちゃら事態宣言の出される4月に我思うなり~。

😄😄😄😄😄😄😄

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